【失敗談から学ぶ】看護師が転職を成功させる方法!9割が見落とす正しいステップとは

「看護師の転職失敗談ってどんなものがあるんだろう?」「私も転職に失敗しないためにはどうすればいいのかな。
今の職場を辞めたくても、もっとひどい職場だったらと想像すると迷いますよね。実際、「転職しなければよかった」という後悔も耳にします。
しかし、転職でよくある失敗を押さえておけば後悔する可能性を確実に減らせます。

実は、看護師は他の職種よりも転職に失敗しやすいんです。
理由は、看護学校や看護学部では就活支援が手薄で、転職活動のスキルを身につけないまま社会に出てしまうから。

私は看護師から一般企業に転職しましたが、看護師転職がいかに異常か知って驚きました!

この記事では、看護師の転職失敗あるあると正しい転職活動のステップをご紹介します。

もくじ

看護師が転職に失敗する理由あるある

看護師の転職は他の職種と比べて楽にできます。面接は1回のみ、職務経歴書も不要なことがほとんどですよね。
しかしその反面、ミスマッチが起こりやすいとも言えます。

看護師の転職失敗でよくある理由は以下の3つ。

  1. 辞めたい気持ちが先走っていた
  2. イメージと違った
  3. 周囲の意見に流された

理由①辞めたい気持ちが先走っていた

今の職場が嫌すぎる!辞めたい!という気持ちがあまりに大きいと失敗しがちです。
転職先のいい面ばかりがみえてしまい、現職をフラットに評価できないからです。

  • 給料は高いけどパワハラが横行して人の入れ替わりが激しい職場だった
  • 人間関係が嫌で転職したが別のタイプのお局様がいた
  • 夜勤が合わずに日勤が多い職場に転職したが、給料が思いのほか激減した

実際、「ネガティブな転職動機では幸福感を感じにくい」という研究結果もあります。
冷静に考えるためにも在職中に転職先を決めてしまうか、退職後に失業手当や傷病手当をもらいながら転職活動をするのが賢い選択でしょう。

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失業手当と傷病手当は給料の6割ほどを最大で28か月間もらい続けることができます。

理由②イメージと違った

想像や聞いていた話と違う、という失敗もよくあります。
リサーチ不足や転職サイトのアドバイザーの話を鵜呑みにした場合に起こりがちですので注意しましょう。

  • 慢性期でのんびりできると思ったら受け持ち人数が多くて大変だった
  • クリニックなら楽だと思ったが看護業務以外の事務や掃除などが多かった
  • 手術で有名なのでレベルアップできると思ったが集中治療の医療レベルが低かった
  • 大学から手技が経験できる民間に転職したら医行為をさせられた
  • 希望の科に配属してもらう約束だったが破られた

看護師の免許や経験を活かして働ける職場は意外と多いです。いろいろな可能性を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

面接の際には必ず見学もさせてもらいましょう。病院設備や電子カルテの記録、ステーションの整理整頓、スタッフの雰囲気など、意外と多くの情報が手に入りますよ!

理由③周囲の意見に流されすぎた

転職で他の誰かの言うとおりにしてしまうといずれ後悔します。

他人のおすすめはその人の価値観と情報による偏ったもの。自分の価値観という軸を持って、納得したうえで転職しましょう。

  • 親や友人から「○○病院なら安泰だ」と聞いて就職したらブラックだった
  • 転職サイトのアドバイザーにおすすめされたが自分の希望する働き方とは合っていなかった

転職の相談相手は目的にあわせて選ぶべきです。

転職アドバイザーの意見は参考程度にとどめましょう。
私は以前、アドバイザーを信じて入職したら人の入れ替わりが激しいブラック病院でした。
多くの転職サイトはビジネスとして病院に看護師を送り込みたいだけ。看護師個人の希望をきちんと聞いてくれる人はごく一部です。

9割が知らない!転職を成功させる看護師がやっている正しいステップ

転職活動は正しい手順を踏まないと高確率で失敗します。
看護師は引く手あまたで就職・転職が簡単にできてしまうため、就職活動で病院選びの方法やキャリア構築に関する学びが不足しがちです。

転職で後悔しないために、一般企業での転職活動と同様のステップを踏みましょう。

  • 転職の目的を明確にする
  • 自己分析とキャリアの棚卸しをする
  • 具体的な求人を探す

ステップ①転職の目的を明確にする

はじめに、あなたの転職のゴールを設定することが重要です。
転職目的を明確にしておかないと、転職活動中に軸がブレるなど後悔の原因になります。

  • なぜ転職したいのか
  • 転職によってどんな不満を解消したいのか
  • 転職で叶えたいことは何か

以上の質問に答えられないうちに求人を探すのはNGです。求人を見るとしても情報収集程度に留めておきましょう。転職の目的が複数ある場合は優先順位をつけておきます。

あなたは5年後10年後、どんなふうに過ごしていたいですか?
急性期が合わないから別の環境に身を置いてみたいのか、ワークライフバランスを重視したいのか、とにかく稼げる人材になりたいのか。
転職理由によってそのあとの行動は大きく異なります。

まずはゴールを明確にしましょう!

ステップ②自己分析とキャリアの棚卸しをする

目的が明確になったら、次に行うべきは自分の現在地を知ることです。
ゴールがあっても、現在地がわからなければどの方角に進めばいいかわかりませんよね。

現在地を知るために、以下の項目について自分なりに考えてみましょう。

自己分析
  • 自分の得意なこと
  • 避けたいこと
  • 我慢できること
キャリアの棚卸し
  • 経験した仕事
  • 褒められた経験
  • 取り組んだプロセス

これらの項目について考えることで、あなたの得意なこと・できることや不足しているスキルが見えてきます。
苦手なことばかりより、興味があるものに得意を活かして取り組むほうが成果も上がりやすいです。

自己分析については別の記事で詳しく解説しています。

ステップ③具体的な求人を探す

転職の目的と自己分析が終わったら、あなたの持っているもので目的を叶えられそうな求人を探します。とはいえ、100%理想通りの求人はないということは念頭に置いておくべきです。

経験のある領域であれば施設へ直接応募するのも良いでしょう。
一方、急性期から慢性期、病棟から訪問看護など、未経験のジャンルに応募する場合は転職サイトを複数使って情報収集しましょう。

転職サイトごとには大きな違いはありませんが、担当者の当たりはずれはあります。一人のエージェントの話を鵜呑みにしないようにしましょう。

転職に踏み切れない時のコツ!プロの第三者に相談してみる

厳しい言い方ですが、転職したいな…とぼんやり考えて転職サイトを眺めているだけでは今の状況は変わりません。今の不満を解消するためには自分から一歩踏み出すことが必要です。

とはいえ、難しいことは必要ありません。まずは誰かに相談してみるのも一つの行動です。
相談相手は友人や家族よりも、フラットな意見を聞けるキャリアアドバイザーなどのプロがベストです。

誰かに話を聞いてもらうだけでも自分の思考が整理されることってありますよね。私自身、転職の最初の一歩は人に相談したことでした。

人気すぎて1ヶ月待ちなんてこともあるようです。まずはコーチのスケジュールをおさえておきましょう。

まとめ:看護師の転職で失敗したくないなら

転職でよくある失敗をしないために重要なのは以下の3つ。

  1. 辞めたい気持ちを冷静になって整理する
  2. リサーチを入念に行う
  3. 自分の転職の軸を持つ

働きながらスムーズに自己分析を進めるには第三者に相談するのがコツです。思考をしっかり整理するには時間も労力もかかります。今の「辞めたい!」という気持ちを根本的に解決するために、まずは一歩踏み出してみましょう。

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20代後半以降の転職は1歳でも若いほど選択肢が多いです。売れ残り求人を引かないためにも、今から行動をはじめましょう!

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