【看護師辞めたい】甘えかどうかの判断基準5つと他の職種への転職方法

看護師として働くのが辛くて辞めたい…でも私より大変でも頑張ってる人もいるし、私ってただの甘えかも。それとも看護師に向いてないだけ?

看護師辞めたいってこぼしたら甘えだって言われた。でも私はしんどい。
他職種の友達はもっと楽そうだな…私も他の仕事に転職したい。

看護師は人の命を預かっており、身体的にも重労働。

誰もが一度は「辞めたい」「私は向いてないのかも」と思ったことがありますよね。

ただ「もし自分の考えが甘いだけなら、他の仕事でも同じように嫌になって辞めてしまうのかも?」と思うとなかなか踏み切れないものです。

この記事で、あなたの悩みがただの甘えなのか、辞めるべきなのかを判断できます。

記事後半では、看護師を辞めて他の職種に転職するために絶対必要なこともお伝えしますね!

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もくじ

辞めたいと思ってしまうのは甘え?甘えじゃない理由5つ

あなたの「辞めたい」という気持ちが甘えではないといえる理由を5つ挙げてみます。

確かに、自分が耐えられるなら踏ん張ることが必要なこともあります。

一方で「つらい」と感じるもの・ボーダーラインは人それぞれ。

あなた自身が辞めたいと思ったら、行動を起こしていいんです。

理由①人間関係がつらい

看護師は人間関係の問題が多いですよね。

それが仕事を辞めたい一番の理由ならあなたの甘えではありません。

  • 毎年新人をいじめて楽しむ人
  • 無関係なイライラを自分でコントロールできずにぶつけてくる人
  • あいさつを返さない、言い方に配慮がないなど態度がとにかくキツイ人

こんな人がかなりの確率で職場にいます。当たったらただの事故。

もし自分一人だけがターゲットにされていたとしても、あなたに非があるわけがありません。

労働環境の悪さが人間関係に影響していることもあります。
人間関係はその部署ごとに違いますので、あなたが辛いなら異動や転職をしてもいいでしょう。

理由②ブラックな労働環境がつらい

労働環境が劣悪な場合は、あなたの甘えだとはいえません。

「看護師はみんなこんなもの」「それでも頑張っている人もいる」と思われるかもしれません。

ですが、労働環境は職場によってまったく違います。

たとえば残業時間。急性期総合病院も職場によって月平均50時間のところも月平均15分のところもあります。
無給の前残業が当然の文化のところもあれば、完全に前残業ゼロの職場もありましたし、前残業はあるもののきちんと賃金を請求できる職場もありました。
労働環境がブラックでつらい場合は、他の職場を検討してみましょう。

理由③心身に不調が出ている

つらさの程度でいえば、仕事が原因で何かしらの症状が出ている場合は甘えではありません。

  • 仕事のことを考えると動悸やめまいがする
  • 暴飲暴食してしまう
  • 眠れない

ご存じのとおり、このような症状はあなたの心からの黄色信号です。

これ以上の症状が出て赤信号になってしまう前に、まずは早めに休みましょう。

理由④看護自体が好きじゃないなら向いてないだけかも

自分に合わない仕事をしていると「つらい」と感じることがあります。

  • 他の人は難なくできるのに自分には苦痛で仕方ない…
  • 嬉しさや面白みを感じる瞬間なんて一つもない…

このような場合は、今の仕事が自分にフィットしていないだけかも。

ただ、看護師の業務は幅広いですよね。

そのぶん、今の職場と全く違う働き方・仕事内容の職場もあります。

「最初は急性期で働かなければならない」「大きな病院じゃないとダメ」などの思考はありませんか?

これらは他人に植え付けられた価値観であることがほとんどです。

他の部署や慢性期病院、老健などの施設、クリニック、訪問看護ステーションなど、自分にあった場所であれば楽しく働ける人もます。

それでもやはり看護師が嫌なら、看護師以外に転職する方法もありますよ。

私は「看護師辞めたい!」と思ったときには30代半ばで、転職活動にとても苦戦しました。決断は早いほうがいいですよ。

こんな理由で辞めるなんて甘え!と判断されがちな理由3つ

逆に、周囲から甘えだととらえられやすい理由を挙げてみましょう。

ネイル・ピアス・ヘアカラーなどおしゃれができない

おしゃれがしにくいことだけが辞めたい理由だと、甘えだと判断されるかもしれません。

看護師は清潔感ある身だしなみが求められる職種です。

体調の悪い人を相手にしているので仕方がない部分もあります(一部行き過ぎた規則があることもありますが)。

それなら、健康な人を相手にする職場を選んではどうでしょうか。

例えば、美容看護師。お客さまも美意識が高く、ネイルなどのおしゃれがOKのクリニックは多いです。
また、今はリモートワーク可能な医療系IT企業も増えてきています。

医療・看護の勉強をし続けなければいけない

看護師になってからの勉強量が想定より多いと感じる人は多いのではないでしょうか。

看護師が勉強し続けなければならない理由は2つあります。

  1. 医療・看護の常識は常にアップデートされるから
  2. 異動により診療科特有の知識を一から学ぶ必要があるから

ただし、勉強し続けなければいけないのは看護師以外の職種でも同じです。

むしろ、資格に頼れない一般サラリーマンは自分で自分のスキルを磨き続けなければならず、生涯学習という面では看護師よりも厳しい世界です。

検診やクリニックなど、看護師には勉強があまり重要でない職場もあります。勉強し続けることが苦痛…という方は、看護師免許を活用するとコスパがいいですよ。

他と比べて自分のほうがいい環境のはずなのにつらく感じる

「〇〇さんのほうが大変なのに、あなたは甘いんじゃない?」と他人と比較されることってありますよね。

でも、耐えられるもの・耐えられないものは人によって違います。

例えば…

  • 人間関係は良いが自分のやりたい領域をやらせてもらえないことが耐えられない(異動できないまたは異動を迫られる)
  • 給料は多いが一緒に働く医師の方針が絶対的に合わないことが耐えられない
  • 旅行が一番の心の支えだから連休が取れないと耐えられない

自分が大事にしているものを得られないなら、人と比べて楽であっても辛く感じます。

あなたにとって一番大事なものはなんでしょうか。

まずは自分が大切にしている価値観とその優先順位を言語化することから始めましょう。

看護師を辞めてもできる仕事はある!自分に合った仕事を見つけるには?

看護師を辞めて未経験の職種に転職するときに必要なことは、自己分析と転職エージェントへの登録です。
このうち、まずは自己分析だけでもいいので取り組んでみましょう。

看護師の自己分析

看護師をはじめ、ほとんどの医療職は学生の頃に自己分析をせずに職業を選択することになります。

  • 手に職をつけたいから
  • 看護師への憧れ

こういった「なりたい理由」だけで選んでいる、ということです。
もちろん悪いことではありません。ただ、職業選択の時点で「自分に合うかどうか」という視点が抜けていることが多いんです。

でも、自分の適性と価値観に合った仕事を選ばなければ、最初は小さな苦痛もだんだんと大きくなり、いずれ破綻する日が来ます。
いまあなたが「仕事が辛い」と感じているなら、自己分析は絶対にやってみましょう。

看護師からの転職活動

看護師が他の職種に転職するのは「未経験転職」になりますので、総合転職エージェントを使います。

免許さえ持っていればすぐに転職できる看護師専門転職とは異なり、一般的な転職は30社~50社を受けるのも普通です。「甘え」「逃げ」と呼ぶには険しい道です。
しかし、前述した自己分析がしっかりできていれば難易度は下げられます。

また、「転職活動を始めたら絶対に転職しなければならない」なんてルールはありません
企業から「うちに転職しませんか?」とお誘いがくることもありますし、思い立ったらすぐ登録しておくのがベストです。

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未経験転職にかかる時間は最低でも3ヶ月、時には1年以上かかることも!

とくに自己分析はぜひ今日から取り組んでみましょう。

看護師を辞めたいと思っても辞められない理由

とはいえ、看護師を辞めるなんてなかなか思いきれないのが現実です。

看護師を辞めるには以下のような心理的ハードルがります。

  1. せっかくとった看護師免許を捨てることになるから
  2. 看護師以外だと収入が減るかもしれないから
  3. 辞めると周りに迷惑がかかるから
  4. 自分の考えが甘いだけで他の仕事も合わなかったら怖いから

しかし、これらは事実ではありません。

看護師は終身資格ですから、他の職種を経験した後にまた看護師として働くことはできます。
一般企業に転職して収入が上がることもあります。
あなたひとりが辞めても迷惑にはなりません。一人辞めただけでまわらなくなる職場は管理に問題がありますので、むしろ早めに脱出すべきです。

あなたに合う仕事は必ずあります。でも、それを知るためにはまず自分のことをよく知らなければなりません。

新しいことを始めるのは勇気がいりますよね。

でも、成功してキラキラと働いている人は、必ず先が見えないなかに飛び込むという挑戦をしています。

「甘え」「逃げ」と言われてもいい。看護師が看護師以外の仕事に転職する方法

看護師を辞めたいという気持ちが甘えであることはあります。頑張れそうな環境なら耐えてみる時期も人生の中で必要です。
しかし、自分の心や体が拒否反応を示しているなら、傷が浅いうちに撤退するのも賢い選択と言えます。

転職はマッチングなので、自分の適性や価値観と相手の企業の求めているものが合致すれば選考に通過しやすいものです。

転職エージェントに登録する前に、転職するべきかどうか相談できる自己分析・キャリア相談のプロに相談してみるのもひとつです。

未経験転職をするなら年齢も重要です。1歳でも若いほうが選択の幅が広がります。

あなたが他の人の価値観に惑わされず、自分にあった仕事が選べますように!

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