30代で向いてる仕事がわからない人必見!未経験転職成功に絶対に必要なこととは

向いてる仕事をしろっていうけど、わたしって実際何が向いてるのかわからない。

アラサーだし今さら手遅れかな…

今の仕事はなんか違う気がする。でもキャリアがないし、30代からでも始められる仕事ってない?

結論から言うと、向いてる仕事を見つけるために必要なのは自分を知ること=自己分析です。30代は誰もが仕事の方向性に迷う時期ですし、方向性を変えて未経験の仕事に転職することも可能です。
ただ、やり方を間違うと後から挽回するのが難しい年代でもあります。

30代で看護師から異業種に未経験転職した筆者が、向いている仕事を見つけるための具体的なステップをご紹介します!

もくじ

向いてる仕事がわからないときの対処法

向いている仕事がわからないとき、大切なのは自分の軸を見つけることです。
コツは「したい仕事は何か」ではなく「どのように仕事したいか」を考えること。

具体的には、まずは自分のキャリアの棚おろし自己分析で自分の強みを明確にして自分の成功法則を導きだします。
そのあとに転職サイトで広く調べ、未経験でも募集があるものや、いままでの経験が活かせるものを探しましょう。

自分の棚おろし&自己分析のための10の質問

最初に自分の棚おろしと自己分析をするために、以下の10の質問に答えてみましょう。

できるだけたくさん、思いつくかぎり紙に書いて出し切りましょう!

  1. 小学生ころはどんな遊びをしていましたか。その遊びのどんなところが好きでしたか。(強み)
  2. 中学・高校・大学など学生時代にやっていたことは何ですか。それのどんなところが好きでしたか。(強み)
  3. 社会人になってからの仕事や趣味で面白みや充実を感じた場面はありますか。具体的なエピソードを書き出してみましょう。なぜそれを面白いと思いましたか。(強み)
  4. 自分の苦手なこと・弱点はどこですか。その裏側の、あなたの得意なことはなんですか。(強み)
  5. 充実感が低かったときのエピソードはなんですか。なぜ充実していないと思ったのですか。(価値観)
  6. 仕事のこだわりポイントはなんですか。なぜそれにこだわるのですか。(価値観)
  7. 尊敬する人は誰ですか。まわりの人、歴史上の人物、漫画のキャラクターなどなんでもいいです。その人のどんなところがいいと思いますか。共通点はありますか。(価値観)
  8. 自分の葬式でどんな人だったと言われたいですか。それはなぜですか。(価値観)
  9. いつかやりたいと思っていることはなんですか。なぜそれをやりたいのですか。(興味)
  10. いままでに出会えてよかったものはなんですか。なぜそれをいいと感じたのですか。(興味)

いかがですか?きちんと考えると、かなり時間がかかると思います。
ポイントは、感情が動いた体験を具体的に書き出して、それがなぜ自分の感情を動かしたのか1段階から2段階なぜ?を掘り下げてみることです。

例えば、ゲームにめちゃくちゃはまった経験があるとしましょう。そのゲームになぜはまったのか。同じゲーム好きでも、理由はそれぞれ違うはずです。

  • 一人でコツコツレベル上げをするのが楽しい
  • ネットゲームで仲間と協力するのが楽しい
  • 戦略を考えて実行していくのが楽しい
  • 難しいパズルを解いていく爽快感がいい

これだけでも、自分のことを知る一助になります。

ただし、自分の視点だけで自分のことを正確に知ることは難しいものです。自分の顔がどうなっているのか、自分の目では直接確認できないですよね。鏡に映したり、人に見てもらうことが必要です。

それと同じで、自分では自然にできてしまうことこそがほかの人にとってはすごいスキルだということがあるので、意識して深く考える必要があります。

20代後半から30代は自己分析に最適な時期

自分を知るための自己分析は、新卒の就活で使われることが多いイメージでしょう。でも実は、新卒よりも社会人経験があるほうが自己分析しやすいんです。

有名な自己分析のフレームワークにwill/can/mustというものがあります。ざっくりいうと、3要素すべてを満たすものが適職だと判断するものです。

  • will=やりたいこと、希望・願望
  • can=できること、能力やスキル、強み
  • must=求められていること、任務責任

新卒の時点ではできること(can)が少ないですが、アラサー以上になるとできることが増え、仕事における自分の強みがわかってきます。すると自己分析の精度が上がり、適職が見つけやすくなるんです。

実際に社会に出て働いてみたあとにも、ライフイベントごとに軌道修正をするのがベストです。
ですが、方向性を見誤ってしまうと生涯後悔し続ける可能性もあります。自己分析に自信がある方以外は、キャリアのプロに伴走してもらうことをお勧めします。

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30代はまだ未経験の職種にチャレンジできる時期です。一方で、現職が適職だと再確認することでより一層仕事に自信が持てるかもしれません。

30代で自分の適職がわからない人が多い理由

30代 向いている仕事がわからない

20代のうちにある程度職種を決めるべきだ、と思っていませんか?
でも最近では、30代でも転職を考える人はたくさんいるんです。その理由はおもに2つあります。

  1. ライフイベントが多く価値観が大きく転換する年齢である
  2. 時代の転換期でロールモデルがいない

理由①結婚・妊娠・出産・育児などの価値観を変える大きなライフイベントを迎えるから

30代は自分や周囲の人に大きなライフイベントがあり、価値観が大きく揺さぶられる時期です。
20代では仕事第一でがむしゃらにやってきた人も、家族をもつなどで「この仕事で本当にいいのかな」と立ち止まって考えることがあるでしょう。

育児休暇中に転職を考える人は多いです。守るべき存在を得ると価値観が180度変わることも。

育児などをきっかけにもっと家族の時間を取れるような別の仕事に就きたいと考えるのは、当然の変化と言えます。

理由②時代の転換期でロールモデルがいないから

キャリア迷子

現在は時代の転換期で、見本となるような先輩(ロールモデル)を見つけにくい点も、30代がキャリアに迷いやすい原因の一つです。

バブル崩壊以降、企業は安定して経営を続けることが難しくなりました。また、IT化が社会が変化するスピードを加速させ、たった5年先、10年先もまったく見通せない状態です。
これらの理由によって、企業は終身雇用制度で社員を定年まで守ることはできなくなりました。
そのため、社会が転職に寛容になってきています。

加えて2020年以降、テレワークの浸透やweb副業ブームで働き方も住む土地も選択肢が爆増しました。

あなたの両親の働き方や仕事の方法は、いまのあなたにそのまま適用できますか?
難しいと感じる人が多いのではないでしょうか。
つまり私たちはいま、指針となるロールモデルがない状態で働いているんです。

指針がなければ、迷うのも不安になるのも当然でしょう。

とはいえ、一方で従来の転職・35歳の壁説もまだ根強くあります。30代になっても方向性が定まっていないのは不安に感じますよね。

適職をみつけるべき理由は”楽に働けるから”

そもそもなぜ、向いてる仕事をみつけたほうがいいのでしょうか。
それは、自分が先天的に持っている才能を活かせる仕事は楽に働け、成果をあげやすいからです。

例を挙げてみましょう。ワニが地上で狩りをするとき、獲物をたくさん捕獲できるでしょうか。

ワニ

答えはNOです。ワニは基本的に水の中で生活しています。先天的に適性がある水の中で狩りをしたほうが、効率よく、楽に獲物を捕らえられます。地上では素早く動けず、能力を発揮できないでしょう。

これと同じで、自分に向いていない仕事は苦痛であり、能力を発揮できません。

30代未経験からでもできる仕事はある

結論から言うと、30代未経験でもできる仕事はあります。
最近は終身雇用制度が崩れ、社会が転職に寛容になってきているからです。

ただし、年をとるにつれ求められるスキルが増えていくことは覚えておきましょう。
特に35歳を超えると一気に難しくなってきます。40代になるとよほど優秀な人でないと難しいでしょう。

30代でも未経験の仕事に転職を成功させる3つのコツ

20代の頃より難易度が高い未経験転職ですが、うまくいくためのコツがあります。

  1. 自分のポータブルスキルを活かす
  2. 謙虚な姿勢で今まで以上に学ぶ
  3. 自分が大切にしたいことを絞り込み、ほかを捨てる勇気をもつ

コツ①自分が持っているポータブルスキルを活かす

ポータブルスキルとは、専門的なスキルとは反対に業種や職種が変わっても活かせる能力のことです。汎用性があり、業種や業界を超えて通じる武器になり得ます。

例えば、指導力、社内・社外との人間関係構築力、巻き込み力、部下のマネジメント力、課題を発見する力、計画実行力、胆力、などがあります。(厚生労働省資料より)

ポータブルスキルを考慮せずに職種から決めてしまうと、年収が下がる、やりたいことができないなど、後悔することになりますよ。
少しでも就業経験があるのであれば、まずは自己分析をして自分の軸やスキルを明確にしましょう。

コツ②謙虚かつ素直な姿勢で今まで以上に学ぶ

謙虚さ・素直さを持っているかは重要です。
30代で未経験の職種に転職すると、年下のスタッフに仕事を教えてもらうこともあります。そのためプライドが邪魔してしまい、仕事がうまくいかない人もいるでしょう。

面接で「素直に意見を聞き入れてくれなさそうな人だ」と企業側に判断されると、お見送りになる確率は高まります。

転職した後も、今までと同じレベルの努力では仕事に適応できませんので、相応の努力が必要です。ゼロからはじめるので当然ですよね。

転職は内定承諾がゴールではありません。
転職した後、きちんと適応できて初めて成功と言えるのです。

まわりの人に気持ちよく協力してもらえるよう、素直に謙虚に学ぶ姿勢が必要です。

コツ③自分が大切にしたいことを絞り込み、ほかを捨てる勇気をもつ

あなたはどんな仕事がしたいですか?

残業がなくて、給与がよくて、安定企業で、将来性があって、好きで、楽な仕事!!

さすがにそれ全部は無理でしょ…

自分が大切にしたいことの順に優先順位をつけてみましょう!

優先順位が決まっていないと、職探しをするうちに自分の軸がぶれて、給与や企業の規模などの見た目の条件の良さに飛びついて後悔してしまうかもしれません。

例えば、

  • 給料は下がってもやりたいことができるのがいいのか
  • 仕事は大変でライフワークバランスは保てないけどキャリアアップを望める仕事がいいのか
  • とにかくストレスなく働いて、贅沢しない生活ができればいいのか

捨てるものを決めると自分の方向性が定まり成功に近づきます。
捨てることは勇気がいりますが、転職で本当に叶えたいことを叶えるためです。

優先順位が低いことは
えいやっ!と手放すことが重要です!

\ 思いきれないときには、まずは無料相談を /

まとめ:適職探しに失敗しない絶対法則は、自己分析を深めること!

現在の30代は仕事に迷いやすい時期です。理由は大きく2つあります。

  1. ライフイベントが多く価値観が大きく転換する年齢にあるから
  2. 時代の転換期でロールモデルがないから

キャリア迷子になったときは最初に自分の棚おろしと自己分析を深めるのがおすすめです。
自分の棚おろし&自己分析のための10の質問に答えてみましょう。

また、自分を知るためには他人からの視点を取り入れるとわかりやすいので誰かに相談してみることをおすすめします。
わたしはプロに相談できるキャリア相談サービスで自己分析を手伝ってもらいました。正直、めちゃくちゃよかったです!

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