書類選考通過のお知らせがきた!でも、面接って何を聞かれるんだろう?
看護師としての病院での転職面接とは何が違うの?何を準備したらいいんだろう?
せっかく通過した選考、些細なミスで無駄にしたくないですよね。
でも、病院と一般企業では採用面接の方法が大きく違います。
看護師は就職活動の経験値が低いため不利になりがちなんです。
この記事では、一般企業へ転職する看護師が絶対に知っておくべき面接対策についてご紹介します。
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私自身、致命的な失敗に後から気づくこともありました…
あなたは同じ失敗をしないでくださいね!
転職面接の成功を決める事前準備と心構え
面接前には入念な事前準備を
成功する面接には準備が欠かせません。
事前のリサーチで企業が求める人物像を把握できれば、成功確率をグッと上げることができます。
何より、真剣な姿勢が回答や態度からにじみ出ます。
面接は「御社に入りたい!」という思いを伝えるチャンスです。
複数の企業を受ける場合でも準備をおろそかにしないように注意しましょう。
準備不足で落ちるのはもったいないです。
面接では相性を見られている
面接はあなたと企業の相性を確認する場です。
採用ミスマッチによる早期離職を企業は最も恐れています。
企業の求める条件や自分の強みを明確にし、相性をアピールしましょう。
また、あなた自身が求める企業と相性が合うかどうか慎重に検討することも大切です。
相性が合えば力を最大限に発揮でき、あなたの長期的な成功にもつながります。
面接準備は無料のエージェントに任せるだけでは不十分。自分が主体的に行動することが大切です。
面接準備に不安があるときは、転職のプロにサポートしてもらうのもいいですよ。
企業への転職では、看護師は他の候補者より圧倒的に不利です。
プロからアドバイスを受けると成功率が上がりますよ!
病院看護師と一般企業の転職面接で違うところは3つ
看護師と一般企業での転職面接は大違い。知らずに受けたら間違いなく失敗します。
両者の違いは大きく分けて3つ。
- 面接回数
- 面接の方法
- 質問の内容
詳しく説明します。ぜひ押さえておきましょう。
違い①一般企業は2~3回面接がある
看護師の転職面接は1回が基本です。たいてい、看護部長と話して終わりですよね。
そのため転職活動には1ヶ月もかかりません。
一方、一般企業では3回前後面接します。
- 現場の担当者
- 管理職
- 社長
この3回です。多いところでは7回なんてことも。
加えてSPIや適性検査などのテストがある場合もあります。
企業ではひとつの求人への応募者が平均30人いるといわれており、選考通過率も低いです。
転職活動には3ヶ月~1年はかかると覚悟しておきましょう。
違い②一般企業はweb面接がある
近年、web面接をする企業が増えています。
特にリモートワーク可の企業は確実にweb面接がありますので、web会議アプリであるZoomとMicrosoft Teamsはインストールして慣れておきましょう。
Zoomのインストール方法
Microsoft Teamsのインストール方法
面接官がスライドを使って会社説明をしてくれることもあります。
スマホでは見づらいので、可能ならパソコンやタブレットなど大きい画面で面接を受けましょう。
違い③一般企業の面接は深い質問が多い
一般企業ではあなたの根底の価値観や性格を探るような深堀り質問が多いです。
企業は病院よりも自社との相性を重視するからです。
スムーズに答えるためには、あなた自身の価値観を言語化できるよう準備しておく必要があります。
面接での回答は職務経歴書との整合性も見られています。
あわせてチェックしましょう。
一般企業と看護師の転職活動は本当にまったく違います!
私は採用までの期間が予想以上に長く焦ってしまい大変でした。
可能なら、在職中に転職活動するのがおすすめです。
看護師が一般企業での転職面接前にするべき準備3つ!
一般企業への転職活動は準備が非常に大切です。
新卒でまともな就職活動を経験していない私たちは他の候補者より不利ですからね。
では実際にどうすればいいか、説明していきます。
準備①志望企業の情報収集
まずは応募する企業を調べつくしましょう。
強い興味があることを企業側に示すことができます。
生じた疑問点はメモしておき、面接時の逆質問で活用しましょう。
- 企業ホームページ(コーポレートサイト)
- MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)
- 事業内容
- 社長からのメッセージ
- 社員紹介
- 募集要項(中途・新卒)
- 電子公告
- 企業のSNS
- YouTube
- プレスリリース
- 競合他社の情報
準備②服装・髪型・バッグなどの身だしなみ
面接での身だしなみは清潔感が大事です。
外見で個性を出す必要はありません。悪い印象を与えないことを意識しましょう。
- 前髪が目にかからない
- 後ろ髪は肩につく長さなら一つに結ぶかハーフアップに
- 化粧はナチュラルメイク
- 古いバッグ・靴は買い替え
フレッシュな印象を与えるリクルートスーツは第二新卒までです。
20代後半以降は紺やグレーのスーツにしましょう。
準備③面接の質問対策
エージェント経由の応募なら、過去の応募者が受けた質問や企業が重視している点を事前に聞いておきましょう。
よくある質問への回答例は記事後半へ(クリックするとジャンプします)
一般企業への転職面接の流れ
オンライン面接も対面面接も流れは基本的に同じです。
- お互いの自己紹介
- 自己紹介の内容や職務経歴書に沿って質問
- 逆質問・自己PR
面接官が誘導してくれますので従いましょう。
次の項では質問と回答例をいくつか挙げますが、答えをガチガチに決めすぎるのはおすすめしません。
伝えたいメッセージとエピソードだけを準備しておき、その場の会話を楽しむほうが自然に伝わりやすいです。
面接で絶対聞かれる質問4つ+αと看護師向け回答例
面接官はあなたのことを以下の視点で観察しています。
- 過去のこと どんな価値観で何をしてきた人か
- 現在のこと 現状どんな雰囲気・能力か
- 未来のこと 自社で何をなにをしてくれそうか
これらを引き出す質問は大きくわけて4つあります。
確実に聞かれますから事前に考えておきましょう。
質問①自己紹介
最初は自己紹介から入ることが多いです。
面接官が先に自己紹介してくれることもあります。
緊張をほぐすつもりで名前・職歴・志望理由を30秒~1分程度で話しましょう。
あなたの自己紹介をきっかけにして、掘り下げるような質問をされます。
- あなたの強み・弱み
- 成功談・失敗談・苦労談
- 今の自分に足りないもの
これらは、根拠となる具体的なエピソードや、弱みや失敗をフォローした方法まで答えられると印象アップできます。
- 強みが「業務効率化が得意」なら、自分が働きかけて時間短縮できたや労力が減った実例
- 弱みが「ケア準備に時間がかかりすぎる」なら、「タイムマネジメントを意識した」「仕事ができる先輩を観察してこんなところを真似した」などのエピソード
とはいえ、強みって自分ではわかりにくいですよね。
「何が得意かわからない」「強みなんてない」という方は、印象に残っているエピソードから考える方法もあります。
「なんとなくうまくできた気がする」
「周りの人は苦手らしいけど自分は苦痛を感じない」
この程度のもので構いません。
どうしてうまくいったのか?それを強みとして表現するならどんな言葉がいいか?を考えてみましょう。
それでも何も思い浮かばない…という方は、自己分析が足りないかもしれません。
以下の記事が参考になりますのでお読みください。
質問②転職・退職理由(看護師からの転職理由)
転職理由とは前職を辞める理由です。
特に看護師から一般企業への転職では「本当に看護師を辞めていいのか」「なぜ看護師を目指したか」は必ず質問されます。
辞めたいのだからネガティブな理由があるのは当然のこと。
しかしそのまま話すと「この人はうちの会社に入っても文句を言ってすぐ辞めそうだ」という印象を与えてしまいます。
ポジティブに言い換えるコツは「自分に必要だけど今の職場では足りないもの」を意識すること。
「〇〇の分野に興味を持ったが今の職場では深められない」
「自分は将来これを成し遂げたい。現職では〇〇を十分に経験できたので、次は△△を習得したい」
以上のように話すことができれば意欲的に見られ、他の候補者より一歩リードできますよ!
質問③志望動機
志望動機は、キャリアプラン(=自分の叶えたいこと)と応募企業の利益が一致することを伝えましょう。
キャリアプランというと敷居が高く感じる方もいるでしょう。
でも、立派な目標でなくてもいいんです。
家族を大切にしたいとか、この分野に携わりたいとか。
志望理由が明確に話せないのは自己分析が足りないからかもしれません。
キャリアコンサルタントなどのプロにアドバイスをもらうと、自信を持って回答できるようになるのでおすすめです。
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質問④逆質問
逆質問とは応募者が面接官に対し質問することです。
応募者の疑問を解消するだけでなく、あなたが企業にいかに興味があるかアピールする場でもあります。
逆質問には企業に対する自分自身の理解度や興味、人柄などが反映されます。
事前に企業について十分に調べ、それでもわからない点を洗い出すなど、しっかりと準備しておきましょう。
番外編:条件のすり合わせ
企業とあなたのマッチングを見る以外に、条件面のすり合わせ目的の質問もあります。
- 入社可能時期
- 希望年収
- 健康状態
これらの質問には正直に回答するのが正解です。
自分を良く見せようと取り繕って入社すると、ミスマッチであなたがつらくなるだけです!
転職は相性です。
合わないと思ったら自分から切り捨てる勇気も必要ですよ。
回答が良くても落とされる?!面接の態度や話し方のポイント
あなたの魅力を言葉で伝えることができても、無意識に悪印象を与えていたらもったいないですよね。
マイナスではなくさらにプラスの印象を面接官に与えて、他の候補者よりも一歩リードしましょう。
清潔感・マナー
最低限の社会常識があるかは当然見られます。
転職であればなおさら、ゼロからマナー教育するコストを企業側は払いたくありません。
自分を表現する服装や髪型よりも、社会人として信頼してもらえる清潔感ある身だしなみを整えましょう。
素直さ
指摘をすんなり受け入れる素直さは重要です。
看護師から企業への転職の場合、未経験での転職になりますよね。
教育係や上司が年下になることもあるでしょう。
そんな時に指摘を受け入れられず仕事を覚えられない、同僚とうまくやっていけないであろう人は企業から敬遠されます。
自信のある態度
自信のある態度を示すと、成果をあげられそうな人だという印象を植え付けられるでしょう。
ハッタリでもいいので、自分の意見は自信をもって話しましょう!
結論から話すPREP法で回答できるとさらに印象アップです!
まとめ:面接対策は準備が重要!4つの質問+話し方
一般企業の転職面接は看護師としての病院への転職とは異なります。
準備を抜かりなく行い、企業が求める人物像に合わせて自分の魅せ方を考えましょう。
一方、お互いの相性を見る場でもあるので、自分が企業を見定めることも忘れずに。
この面接では絶対失敗したくない!と思う企業があるなら転職のプロに相談するのもアリですよ!
私は自己分析のサポートやキャリア相談ができるサービスを使って転職に成功しました。
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