毎日身を粉にして働いて疲れ切ってる。最近体力も落ちてきたし、いつまでこの生活続けられるかな…
看護師を辞めたいけど、別の仕事なんてできる?転職した人の体験談が知りたい。
この記事では、看護師として働くことに悩んで企業に転職した筆者が、他の仕事に転職するまでのエピソードをお伝えしています。
私はいま10年以上続けた看護師を辞めて、在宅ワークができる仕事に転職して毎日が充実しています!
ずっと看護師だからそれしかできない、なんてことはありません。
- 私が看護師を辞めたい思った理由
- 会社員として企業に転職かフリーランスか迷った話
- どうやって企業に転職したのか
\ 看護師から別の仕事への転職なら /
私が看護師を辞めて企業に転職した理由
私が看護師を辞めた理由をまとめると、「少しずつたまっていた不満と不安が、ライフステージの変化をきっかけについに爆発した」というのが正しい表現でしょうか。
30代・40代は多くの人がキャリアプラトーという「行き詰まり感」に陥る時期です。
家庭を持ち、不妊治療や育児などライフステージが変化する。
あるいは、今まで仕事第一だった人も成長実感が薄れ、ふと「本当にこのままでいいのかな」と不安に感じる。
- 転職の決定打になるほどではないモヤモヤ
- ライフステージ変化の負荷
この2つのかけ算に耐え切れず、異業種への転職を決意しました。
看護師業務の特性:やりがいを感じにくい
看護師って実はあまり専門性がないんですよね。
リハビリはPT・OT・STさんが詳しいし、薬のことは薬剤師さん、検査データは臨床検査技師さん…
療養上の世話といっても、検査やら処置やらへの対応で患者さんとじっくり関われる機会はほとんどありません。
それどころか、患者さんの一番近くにいるからと各専門職の伝書鳩になってしまいます。
しかも自立したころには後輩の教育や委員会で直接ケアできる機会も減っていく。
別の病院に転職しても結局同じ…忙殺されて「看護のやりがい」が見えなくなっていました。
体力の不安:夜勤を続けられる自信がない
20代の頃は夜勤明けで友達と遊んだりヨガに行くぐらいの体力がありました。
でも、30代に入って徐々にそんな元気もなく…
子育てが加わるとそちらにも体力を持っていかれるようになりました。
40代、50代と衰えていくのに、この先も本当に今の不規則な生活を続けられるのか?
そんな疑問を持つようになりました。
労務管理の甘さ:ワークライフバランスが保てない
一般的な企業と違い、看護師業界は昭和のようなブラックな働き方のままですよね。
- 自己研鑽という名の長時間のサービス残業の強要
- 自由に有給休暇が取れない
- 急な休みに嫌味を言われる
20代ではまだなんとか耐えてきました。
ですが、ライフステージの変化とともに不妊治療や妊娠・育児と仕事の両立は難しいと感じるように。
頑張りへの評価の低さ:仕事と責任が増えるが給料に反映されない
経験年数とともに勤務帯のリーダーだけでなく教育、委員会など仕事と責任が増していきますよね。
でも、その割に給料はほとんど増えない。
病棟すべての患者の命を預かって、後輩たちの面倒も全部見て、それでも新卒と大して変わらない給料か…とむなしさは徐々に大きくなりました。
人間関係:ライフステージが変わると周りの目が冷たくなる
業務がこなせるようになると先輩たちの監視から逃れ、新人の頃よりも楽になりますよね。
でも、自分のライフスタイルや環境が変わると、人間関係のいざこざが再発しました。
子どもの病気で休むと嫌味を言われたり、異動してきた師長が「みんな子育てと両立してるんだからできるでしょ!」なんて自分の価値観を押しつけてくるタイプだったり…
女に厳しいのは女、なんて言いますが、半端に経験している人ほど態度が厳しかったです。
人によって家族のサポートは違うのに、その個別性が考慮できない上司が多いんですよね。
在宅でできる違う仕事に転職?フリーランス看護師?どちらか迷った結果
育児との両立を考えると、在宅ワークができる仕事が私には必要でした。
すると看護師の仕事をメインにすることはできず、キャリアチェンジを考えるしかありません。
テレワーク可能な企業へ転職するのか。
フリーランス看護師として収入を確保しながら看護師以外の在宅ワークをしていくのか。
以下のようなそれぞれのメリット・デメリットを比較をした結果、私は会社員を選びました。
書類仕事などが苦手で「資格がなくてもできる仕事はやりたくない!」と考えている私にフリーランスは無理だと思いました。
逆に、負担があってもとにかく自由でいたい!という人はフリーランスが向いているかも!
正解はそれぞれ違うと思いますが、参考になればと思います。
看護師から他の仕事へ転職する方法
異業種への未経験転職に失敗しないためには絶対踏むべきステップがあります。
すぐに職種を決めて転職活動を始めるのではなく、まずは自己分析をしてみましょう。
- 自己分析・キャリアの棚おろし
- リサーチ
- 目的に合った転職エージェントの選択
以上の手順を踏むと後悔しにくいでしょう。
詳しくは他の記事に書いていますのでお読みください。
私はサポートなしに転職活動を始めましたが、一人で最後までやり切るのは非常に大変でした。
職務経歴書の書き方や面接の質問の答え方など、正しい方法がわからずにちょっとしたことで何度も迷路に迷い込んでしまいました…
別の仕事へ転職するなら、自己分析からサポートしてもらえるサービスを使いましょう。
看護師は新卒での就職活動経験に乏しいので、プロに伴走してもらうと安心できますよ!
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看護師を辞めて転職できるチャンスは増えている
「看護師から企業に転職する」と聞くとよくあるのが3つ。
- 製薬の治験コーディネーター
- 医療機器メーカーのクリニカルスペシャリスト
- 保健師
しかし、これしかないという認識なら時代遅れです。
最近は特にヘルスケア領域が巨大市場と考えられており、GoogleやAmazonが参入するほどなんです。
医療系IT企業も次々誕生し、現場経験のある看護師を求める企業は一気に増えました。
意外な求人もありますので、一度転職サイトをのぞいてみましょう!
まとめ:看護師を辞めたいと思ったらキャリアを整理するタイミング
看護師という仕事を一生懸命やってきた人でも、ふと迷いが生じる瞬間はありますよね。
そんな時はキャリアを見つめなおす絶好のチャンス!後悔しないよう、一度整理してみましょう。
キャリアチェンジをするもよし、看護師を続けるもよし。
あなたが考え抜いた結果ならどちらでも、きっと前向きに仕事に取り組めますよ。
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